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2013年1月 7日 (月)

NHKスペシャル_空白の初期被ばく(番組紹介)

シリーズ東日本大震災 空白の初期被ばく(仮)
シリーズ東日本大震災 空白の初期被ばく(仮) (NHKスペシャルのHPより)


1995年01月17日、阪神大震災が発生した日である。
この日にあわせて、NHKは災害特集をやる。今年は東日本大震災に関する話を1月12日に放送し、阪神大震災の教訓を1月17日に放送するようです。

1月12日(土)夜に放送する内容は、「空白の初期被ばく(仮)」。
ヨウ素131がどれだけ被曝しているかのデータは、残念ながらない。(というか、責任を取りたくなくて測定しなかった)
米軍が測定していたというウワサもあるが、ヨウ素131を追った番組が、以前、NHKで放送された。その続編であろう。
これは受信料を払っている人は必見である。

もっとも、隠したところでヨウ素131の被曝はゼロであるわけはないため、甲状腺がんや白血病、糖尿病、知能低下といった症状が出てくるのは2015年あたりだろう。
当然ですが、放射性物質はセシウムだけではなく、ストロンチウムもプルトニウムもあるのだが、そっちも測定しにくいのをいいことにほとんどデータがない。
知らないで病気になるより、知っていて病気になるほうがまだマシだ。


シリーズ東日本大震災 空白の初期被ばく(仮) NHKスペシャルのHPより

初回放送:総合 2013年1月12日(土)21時00分~22時13分
再放送 :総合 2013年1月19日(土) 1時30分~ 2時43分(18日深夜)

福島第一原発事故の後、政府や東京電力は各種調査に基づき、一般住民に対する放射能の健康影響はほとんど無いと説明してきた。
しかし見過ごされている被ばくがある。
事故直後に大量放出された放射性物質・ヨウ素131の影響だ。
この放射性物質はチェルノブイリ事故後に急増した子どもの甲状腺ガンとの因果関係が科学的に立証されている。
ただし半減期8日と短時間で消滅するため、放出直後の被ばく回避措置、そしてヨウ素が消える前の正確な被ばく調査が重要となる。
ところが今回はいずれも行われなかった。
その結果として、被災地では事故から1年半を過ぎて乳幼児を抱えた親たちの間で不安が膨らみ続けている。

被災者にとってヨウ素被ばくの目安を知っておくことは、今後のガン検診や予防対策に決定的な意味を持つ。
住民の切実な要望にこたえようと、研究者がヨウ素被ばく量の実態に迫ろうとしている。
また一方では、放射能測定や気象の専門家チームがセシウムではなくヨウ素の放射能汚染地図を作成に挑んでいる。
様々なアプローチによってヨウ素被ばくの空白が明らかになる中、汚染にさらされた福島県の自治体は独自の健康対策に乗り出し始めた。
番組では最新の科学技術によって失われた時をさかのぼる研究者たちの実証的な知見を総合し、初期被ばくの実態を解き明かす。

 

繰り返す、この放送は必見だよ!

2013/01/07 橘みゆき 拝

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