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2011年12月25日 (日)

最悪シナリオの前提条件いまだ消えず

菅直人前首相の指示で、近藤駿介内閣府原子力委員長が試算、作成した「最悪シナリオ」の強制移住地域の範囲

「最悪シナリオ」の強制移住地域の範囲

 

2011年12月24日、毎日新聞は、福島第一原発がさらに爆発した際、最悪シナリオはどうなるのかについて、報道しました。
なぜ、今、なのか?
それは、福島第一原発がいまだ収束しておらず、東日本大震災の余震が発生した場合、「最悪シナリオ」が発動するからではないか?


「政府のステップ2終了宣言は、安全宣言ではない!」

最悪シナリオの仮定は、1~3号機のいずれかでさらに水素爆発が起き原発内の放射線量が上昇。余震も続いて冷却作業が長期間できなくなり、4号機プールの核燃料が全て溶融である。
この場合、上図のように、原発から半径170キロ圏内はチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内は避難が必要なほど汚染されると推定されています。
事実、菅直人総理大臣は、3月末、東日本全部を放棄しないといけないとか、3000万人もの避難が必要な事態になるかもしれないと、発言していたのは、これがベースだったのだ。

こうならないように、年末年始の期間中、福島第一原発で放射性物質の大量放出を含むベントを行うというウワサを聞いている。
むろん海に流れるように風向きを見ながら行うのだろうが、被害を最小限に留めるためには、苦渋の決断をしないといけない。

年末ということもあり、NHKをはじめとする各局は、原発事故についてのとりまとめを行っている。
見たところ、菅直人総理大臣の判断は間違っていなかったとか、現場に責任を押し付けているのではないかと想定される内容となっている。
東京電力、保安院、官邸、民主党、警察、東芝など立場によって、言いたいことはやまほどあって、異なる見解である。5年くらいはかかるだろうと私は考えている。

日本は福島原発事故という悲劇で誰も責任を負わなかった。
これは、さらなる原発事故が起こるということではないだろうか?
悲劇は繰り返されるだろう。


それを避けるには長期的な展望を持ち、国家百年の計みたいなことを行わないといけないが、不幸なことに、今日を生きることで精一杯な人たちばかりである。
目先の利益を追いかけているようでは、長期的な利益は得られない。

 

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2011/12/25 橘みゆき 拝

<福島第1原発>「最悪シナリオ」原子力委員長が3月に作成
毎日新聞 12月24日(土)15時0分配信

 東京電力福島第1原発事故から2週間後の3月25日、菅直人前首相の指示で、近藤駿介内閣府原子力委員長が「最悪シナリオ」を作成し、菅氏に提出していたことが複数の関係者への取材で分かった。
さらなる水素爆発や使用済み核燃料プールの燃料溶融が起きた場合、原発から半径170キロ圏内が旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の強制移住地域の汚染レベルになると試算していた。

 近藤氏が作成したのはA4判約20ページ。
第1原発は、全電源喪失で冷却機能が失われ、1、3、4号機で相次いで水素爆発が起き、2号機も炉心溶融で放射性物質が放出されていた。
当時、冷却作業は外部からの注水に頼り、特に懸念されたのが1535本(原子炉2基分相当)の燃料を保管する4号機の使用済み核燃料プールだった。

 最悪シナリオは、1~3号機のいずれかでさらに水素爆発が起き原発内の放射線量が上昇。余震も続いて冷却作業が長期間できなくなり、4号機プールの核燃料が全て溶融したと仮定した。
原発から半径170キロ圏内で、土壌中の放射性セシウムが1平方メートルあたり148万ベクレル以上というチェルノブイリ事故の強制移住基準に達すると試算。東京都のほぼ全域や横浜市まで含めた同250キロの範囲が、避難が必要な程度に汚染されると推定した。


 近藤氏は「最悪事態を想定したことで、冷却機能の多重化などの対策につながったと聞いている」と話した。
菅氏は9月、毎日新聞の取材に「放射性物質が放出される事態に手をこまねいていれば、(原発から)100キロ、200キロ、300キロの範囲から全部(住民が)出なければならなくなる」と述べており、近藤氏のシナリオも根拠となったとみられる。

 

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コメント

すでに核燃料の浄化は可能である。水素文明の王たる奈良県知事選に立候補している岩崎孝彦は嘘を付いている!岩崎は使用済み核燃料の処理に数百年はかかるというオメガ計画の利用を想定しているが、そんなことをせずとも数年で終わる手法が当然存在している。

このブログの執筆者である佐藤も、岩崎の嘘に騙されて水素文明に殉教した哀れな被害者の一人であり、岩崎は佐藤を助ける技術を保有しながら、わざと見殺しにした鬼畜に他ならない!!唯一無二の親友を簡単に捨て駒にし、見殺しにするような悪魔が、世界を支配しようと画策しているのである。すべての水素文明の信者に次ぐ、岩崎の正体はサタンだもんね☆

岩崎は放射能除去装置やフリーエネルギー装置を隠蔽し、今の人類には使わせずに水素エネルギーによる自らの1000年王国を建設しようと企むファシストであり、サタンである。水素文明とは21世紀の奴隷制度であり、共産主義であり、全体主義である。有限の地球という表向きの科学に基づく環境科学も、水素文明の教義に他ならないが、奴らもそれを当然のごとく信奉しているのだ。

一頭の狼に率いられた100匹の羊の群れは、一匹の羊に率いられた100頭の狼の群れに勝るというが、所詮敗退者たる岩崎も、わざと負けて、日本を滅亡させようとしていたというに他ならないわけだ。

投稿: 死人に口無し | 2014年12月21日 (日) 02:22

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