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2011年1月18日 (火)

地震計を更新する予算がない

1月17日は、阪神大震災をしのんで地震に関連したニュースがいくつか出ました。
JR東日本が管轄する5つの新幹線(東北、秋田、山形、上越、長野)が一時間あまりストップしましたが、JR東海が管轄する東海道新幹線には影響が出ませんでした。
分散したシステムによってリスクを減らしているという事例です。
同一システムにした場合と比べると効率は悪くて乗客に不便を強いる面がありますが、大きなシステムほどひとつにまとめない方が安心です。

JR東日本によると、今回のトラブルが発生した原因も、なぜ回復したのかも不明とのこと。(言えない事情もあるのでしょうが)
社会基盤であるインフラが、コスト削減の名の下に、どんどん人を減らし、定期点検がおなざりになったり、設備更新するのを遅らせることによって、短期的な利益が上がりますが、長期的に見て、中身がスカスカとなって、いざというとき機能しなくなるという側面が出たひとつの社会現象と捕らえています。

1995年の阪神大震災以降、地震の観測ネットワークは急速に整備されました。
防災のためといえば、予算が簡単についたからです。
そのため、地震計も全国各地にどんどん設置されました。
あれから16年、そろそろ新しい地震計に交換しなくてはいけない時期が来ました。
はたして、計画どおり交換できるかというと、当面、安全だからという理由で先送りされるでしょう。
もっとも、近い将来、大地震が発生して、多くの犠牲者が出れば、別ですが。
犠牲なくして、先に進めないのでは、先人の苦労が泣くぞ。

1995年01月17日の未明に阪神大震災が発生したのですが、その日の昼のニュースで、村山総理が閣議をいつもどおり午前中行っている様子がNHKニュースで放送されていたのを覚えています。
通信インフラが破壊されたため、神戸で何が起こっているのか把握できなかったことを物語っています。
当時の内閣にとって、報告が正式なルートで上がってこなければ、存在しないことだとして、処理されていました。
TVが流していたヘリコプターからの中継をみても、想像することさえできなかったといえます。
いま日本のどこかで大震災が起こっても、同じことが繰り返されるだけでしょう。

日本列島に住んでいる以上、地震から逃れることはできません。
ですが、被害を減らすことはできます。
建物を耐震化したり、地域の人たちで防災訓練を行ったり、やれることは沢山あります。
そんなわけで、政府や地方自治体がなんとかしてくれるだろうという根拠のない楽観論に頼るべからず。
自分たちのことは自分たちで解決するのが基本です。

12月24日の皆既月食のときは、12月25日未明に小笠原でM7.2の地震が発生し、数十センチでしたが津波も伴っていました。
次の満月は1月22日。この日も地震が発生しやすいので、外出される際は、ご注意願います。

<<新年会開催のお知らせ>>

 冬コミケ最終日が12/31だったため参加できなかった方、西日本に住んでいるため旅費が工面できず参加できなかった方への朗報です。
1月22日(土)、神戸で新年会を開催いたします!

催行日  : 2011年1月22日(土) ※参加申込の締切:1月20日
集合場所 : JR三宮駅中央改札前
新年会会場: 中華創作料理( 11時55分から約2時間)
費用   : 4,000円(コース料理/飲放代込)
参加申込・お問い合わせは、下記までご連絡ください。
 メールアドレス:roseharupon@gmail.com (担当:関口)
          スパム対策のため、@は全角にしています>
(詳細は、http://noriko3.com/blog/2011/01/post-115.html 参照。 昨日よりも今日blog )

今回の新年会では電動バイクの開発者を主賓として招いて、レーシングチームの設立についての発表を予定しています。
また著名な経済評論家橋前勇悟先生とのビデオチャットや「ごきげんいかが」の関川さんによるSkypeによる遠隔取材の実験、 海外iPhone4によるテザリング接続など大変中身の濃い内容です。

iphone やipod touchなど最新の情報機器に興味のある方も大歓迎です。
本メルマがの前半部分をみて、自分も参加したいと思う方は、参加申込の締切が1/20ですので、お早めに!

<<インターネットラジオを始めました>>

『ハートのキーステーション』を1月7日よりスタートしました。
毎週金曜日未明に更新しています。ただいま、第二回放送中!

2011/01/18 橘みゆき 拝

緊急速報に必要な地震計、更新進まず…財政難
2011年01月17日(月)15時30分 読売新聞配信

 阪神大震災を機に、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が全国788か所に設置した緊急地震速報の発信に必要な地震計が、耐用年数を過ぎても、財政難で更新のめどが立っていないことが17日、わかった。

 この地震計は地下100メートル以上の深さに設置され、小さな地震を手がかりに地盤の様子を詳しく解析するほか、震度5弱以上が予測される大きな地震の際には地震波をキャッチし、緊急地震速報に必要な情報を発信する。
国は阪神大震災後、全国15~20キロごとに1か所、約1000点に配備する計画を立て、1995年から気象庁や大学が設置していた約400台の地震計の空白域で設置を進めた。

 耐用年数は14年とされるが、地中深くに埋設されているため、交換費用は1台あたり約1500万円と割高。
95、96年度に設置した64台のうち、地下500メートル超の7台は交換されたが、残りは更新のめどが立っていない。
2011年度は57台が期限を迎えるが、交換の予算要求ができたのは8台だけ。
12年度は約250台が更新期を迎える。

 

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コメント

結局ここは反民主の宣伝サイト?
石油文明をこれからも進めるのは他ならぬジミンだ!

投稿: 小日本人 | 2011年3月24日 (木) 10:40

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