為替介入は失敗するだろう
そのとき、スイスフランのほうがドルよりも高かった意実に注目!
9月14日、小沢一郎が民主党党首選挙で大敗し、菅直人総理大臣が再任されたことにより、為替相場は円高ドル安が進み、一時82円92銭をつけた。
これは80円割れするのではないかという動きだったが、9月15日、日銀は為替介入を6年ぶりに行い、円安に反転した。
政治相場となったため、1ドル85円台まで戻したが、これは一時的なもので、再び円高ドル安ユーロ安に反転するのに、それほど時間はかからないよ予測します。
なぜなら、6年前の小泉内閣当時は、為替市場に投入したマネーは35兆円であったが、今回はせいぜい2兆円どまりである。
それほどまでに日本の国力は以前と比べて弱まっているのである。
残りの予算は8000億円程度あるそうだが、それは、いざというときに使うべきであって、今回投じてしまったら、それこそ、急激に反転した円高の波になすすべもなく、ただ見ているだけしかできなくなる。
今回、円高を予測していた投機家は、いっきに予測はずれとなったわけだが、次は、いわゆる『ワタナベ夫人』が大勢、すってんてんになるから、改めて言おう。
『死にたくなければ欲をはらず、相場から撤退せよ!』と。
重要だから、もう1回言う。
大暴落で一儲けを考えている愚か者たちよ、死にたくなければ、相場に立ち入るべからずだ。
2010/09/16 橘みゆき 拝
Special Thanks to フロアコーティング
水素文明を産み出す士官学校ML 内容は、私が管理している2つのブログ「水素文明への転換」と「兵隊よりも士官になろう」に関連した話題が中心です。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 英仏独三国が破綻するまでつづく欧州危機(2011.10.06)
- 米国債の格付けが下がる危険性が増えている(2011.06.04)
- 平成帝銀事件が起こるのか?(2011.01.09)
- 日本シリーズは楽しかったかい?(2010.11.08)
- 瞬殺された為替介入(2010.11.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
お説のように円高が確実ならば、自説を断言するならば、資産の半分とか三分の一くらいとか、リスクに応じてハルことを主張すべきではないか?それだけの自信がないのかな?少なことも、自分はどうするのか、表明してほしい。それとも、賭博的な利をいさぎよしとしないカラなのか?
投稿: | 2010年9月17日 (金) 14:24