« 資本主義が自殺した | トップページ | 乱高下する相場2 »

2008年10月16日 (木)

先週はブラックウィークだった

史上最大の下落率を記録した1週間だった

 10月6日から10月10日にかけての1週間の大暴落(2008年)は、あの大恐慌をも超え、史上最大の下落率を記録し、ブラックウィークとなりました。
10月9日はブラックサーズデーにはなりませんでしたが、ブラックウィークという言葉は今後も使われそうなので、今月の大暴落は歴史に残りました。

【関連コラム】
2008年10月9日NY市場が大暴落する (2008/10/05のコラム) 大暴落を予想
各国協調利下げでも株価下落を止められない (2008/10/09のコラム)
乱高下する相場 (2008/10/11のコラム)
10月9日NYダウは史上3番目の下落幅で済んだ (2008/10/11のコラム) 結果報告

NY市場「暗黒の1週間」 下落幅、率とも過去最大
【ニューヨーク10日共同】
 金融危機を背景に下落続きだったニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、10日までの1週間の下落幅が1874・19ドル、下落率が約18・2%とともに過去最大で、前例のない「暗黒の1週間」(米アナリスト)となった。
 
ダウ平均を算出しているダウ・ジョーンズによると、今回の下落幅は、これまで最大だった米中枢同時テロ後の2001年9月21日に終わる週の1369・70ドルを大きく上回った。
下落率は、世界恐慌期の1933年7月22日に終わる週の約16・7%を75年ぶりに上回った。この時の週終値は88・42ドル。ダウ平均の値は現在の約100分の1の規模で、土曜日も取引されていたという。(2008年10月11日)

 

急落の後、急反発したが……

週末、ワシントンでG7&G20が開催され、大恐慌を防ぐためならなんでもやります!という強い決意を示しました
そして、週明けの10月13日、日米欧の5中央銀行によるドル資金無制限供給の方針を受けて、下落を続けていた世界中の株価が一挙に反転。13日の欧州と米国、14日の日本の株価は10%以上の上昇となりました。メデタシメデタシ。危機は去った!

 ・・・そうはいきません。実体経済が悪化し、深刻な不況になってしまったため、株高は足元から崩れるからです。 世界各国が背水の陣で作り上げた上げ相場も、すぐにしぼんでしまい。乱高下を繰り返しながら、下値を下げていくでしょう。それが、下げ相場のパターンです。

08会計年度の米財政赤字、過去最大の4550億ドル
【ワシントン=岡田章裕】 米政府は14日、2008会計年度(07年10月~08年9月)の米財政赤字が前年度比2930億ドル増の4550億ドル(45兆9550億円)と過去最大になったと発表した。
 7月の年央財政見通しでは3890億ドルの赤字と予想していたが、米金融危機により金融機関の破綻(はたん)が相次いで、預金保護の費用など支出が急増する一方、景気低迷による税収減で財政赤字が膨らんだ。
 国内総生産(GDP)比の財政赤字割合は、前年度から2・0ポイント悪化して3・2%。これまで赤字が最も大きかったのは、イラク戦費がかさんだ04年度の4127億ドルで、財政赤字の増加は4年ぶりだ。 歳出は前年度比2500億ドル増の2兆9790億ドル。住宅ローン大手のインディマック・バンコープなど地方銀行の破綻が続き、米連邦預金保険公社(FDIC)の支出は年央見通しの28億ドルから180億ドルに急増した。イラク・アフガニスタンでの戦争などにかかわる国防費も前年度比660億ドル増の5950億ドルに達した。失業保険など雇用関連費用が同115億ドル増え590億ドルに拡大した。 歳入は同440億ドル減の2兆5240億ドル。2月に成立した景気対策法による所得税減税に加え、経済の減速により個人、法人とも税収減となった。
 年央見通しでは、09会計年度の赤字額は4820億ドル。しかし、早期の景気回復は難しく、最大7000億ドルの公的資金で金融機関への資本注入や不良資産の買い取りを行うため、赤字額が膨らむ可能性がある。

 

10月15日、NY相場が再び急落している

10月15日のNYダウ終値は、8,577.91ドル(前日比-733.08ドル/-7.87%)と、再び 9,000ドルを割り込みました。
5:00現在のシカゴ市場の日経平均先物CME225は、8,435円(前日比-1,000円/-10.60%)となっています。昨日の最高値が 9,995円でしたから、いい感じで下げています。昨日の日経平均先物(大証)は、9,490円が終値でしたから、さて今日の東京株式市場は言わなくてもわかりますよね。とりあえずはSTOP安になるのかな?

どうも今週1週間で、10月10日の終値の 8,000円に向かってしまいそうです。
市場関係者は自分のクビのため、年末くらいまでは今の水準をキープしてほしいと願っているのでしょうが、もうはもうダメ。または、またダメなんですよ。

 ただ今回はもっとたちが悪い。世界各国の政府および中央銀行がまとまってやれるだけの対策をやってもダメだったという事実をまのあたりにして、もう何も有効な手はありません。あとは堕ちるところまで堕ちるのみです。

拝金主義は終わった。次の時代は若者によって産み出される。

2008/10/16 橘みゆき 拝

Blog_ranking_banner_01 《人気ブログランキングに投票》
↑のリンクをクリックすると、このブログの人気ブログランキングに反映されます。

|

« 資本主義が自殺した | トップページ | 乱高下する相場2 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

家計恐慌です。対策図キボンヌ

投稿: 日本人 | 2008年10月19日 (日) 15:35

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/66792/24533680

この記事へのトラックバック一覧です: 先週はブラックウィークだった:

» 日経平均9000円割れ [チュチュ日記]
日経平均9000円割れ、下げ幅980円超 [続きを読む]

受信: 2008年10月16日 (木) 11:25

« 資本主義が自殺した | トップページ | 乱高下する相場2 »