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2008年7月17日 (木)

原油価格が134ドルまで急落

原油価格が145ドルまで上がっていましたが、さすがに米国の景気が悪化してきたため、石油の需要が減るだろうという予想をする人が増えたため、7月16日の原油価格(WTI)は、134ドルまで下がってきました。私はこの数字を見て、安心すると共にぞっとしました。ピークと比べると安くなってきていますが、原油価格(WTI)が100ドルを超えたのは、今年のお正月明け(1/2)だったことを考えると、まだまだ高い水準です。感覚のマヒというか、慣れというか、相場のマジックなのか、よくわかりませんが、相場の感覚は、通常の感覚とは違うのです。

原油に限らず、GOLDを始めとする商品相場は、なんだかよくわからない理由で価格が変動することが多いように見えます。自分の資金で先物市場に投資をしている人は、価格が急変動することでたいていの場合、大損してしまいます。自分の予測がことごとく外れ、上がると思えば下がり、下がると思えば上がるというふうに、相場から往復ビンタを食らってしまうからです。(むろん、大儲けする人もいます。数は少ないですが)

世界中のマネーがめまぐるしく走り回っているのを見ていると、そのうち世界同時バブル崩壊が進んでいく中で、文字どおり消滅してしまうのではないかと考えています。ある日ルールが変更となって、お金だと思っていたグリーンバックのドルが、真っ青のブルーバックに替わったり、ゴールドバックになったりするのではないか。マネーは信用の裏づけがある紙だとすると、ドルの裏づけは、アメリカの経済力+軍事力といったところでしょうか。アメリカの覇権が失われていくと、別のものを信用の裏づけにする必要が出てきます。商品バスケット制にするとか、金復位をするとか、やり方はいろいろあります。アメリカはかつてニクソン・ショックという形で、身勝手なルール変更を押し付けました。

今日まで通用していたルールが、明日から使えなくなる。世界史や日本史を振り返ると、そういったことは何度も行われており、時代が変化する区切りとなっています。大企業や官公庁で働いている知り合いに多いのですが、昨日の常識は、今日も明日も通用すると信じている方がいますが、そういう方は、時代の変革期には、大変苦労したというのが、歴史のパターンです。

橘みゆき 拝  2008/07/17

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