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2008年6月14日 (土)

ガソリン価格170円突破

近所のGS(セルフ)では1Lあたり168円(消費税込)。全国平均だと、1L=170円以上(消費税込)となっています。4月のバーゲンセールでは1L=125円前後でしたので、2ヶ月間に36%価格上昇したことになります。さすがに、運輸業界は悲鳴を上げて、お客様に値上げの理解を求めていますが、相手も苦しい懐事情は同じなので、なかなか値上げできない状況になっています。
石油価格が上げれば、他のエネルギーを利用している人にとって有利になるし、今まで採算がとれなかった試みも可能となります。なるべく車を使わないで自転車を走らせる人もいるでしょう。いろんな人がいろんなことにチャレンジすることになります。一方で今までのやり方を変えられない方は、真綿を締め上げられるように、だんだんキツクなっていきます。

ガソリンが1L=150円を越えたあたりから、車の利用を控える人が増えてきたような印象です。首都高速道路をはじめ有料道路や高速道路を走る車が減り、渋滞の長さも減ってきた。車を使わないと行けない観光地や郊外型レストランなどは売上げがダウンしたという新聞記事も出てきました。車も以前ほど売れていない。少子化が進んだから若者が減ったからもあるが、その若者が稼ぐ収入は減り、携帯電話などの支出は増えて、耐久消費財を購入するパイは減っています。燃費の良い軽自動車すら販売数が減ってきました。自動車産業が不況になると、多くの産業に波及していき、不景気になります。一方で原油や食糧の価格は上昇しているので、収入が減って、支出が増える傾向が強まります。大正時代の米騒動のように食い詰めた人達による暴動事件が発生するかもしれません。

デフレ時代は耐え忍んでいればなんとかなりましたが、インフレが進む中では、手持ちの現金はどんどん希薄化していきます。世の中が変化していくのはデフレの時代ではなく、インフレの時代の方が速度が速いのです。エネルギーを大量に使うのが文明的であるということが言えなくなった以上、なるべくエネルギーをうまく活用したり、あまりエネルギーを使わない生活を模索する必要に迫られているといえます。1L=200円が越えたらどうするか、1L=500円を越えたらどうするか、世の中はどう変わるのか、そういうことを考える時間があるうちに先手先手で対応すれば、ただ漫然と時間を浪費してしまった場合よりも、時代に対する立ち位置を有利にすることができます。時間は万人に平等に与えられているが、有効に活用する人と、そうでない人、何もしない人、その決定により結果は大きく変わるのです。20世紀のようなやり方ではもうどん詰まりになるという警告として、現在のレートを捉えていただきたい。  橘みゆき 拝  2008/06/14

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