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2006年3月16日 (木)

地球シミュレータが予測した2100年の地球

このまま抜本的な温暖化対策を行わないと2100年の未来はどうなる
のか? 地球シミュレータの結果が2月に放送されたNHKスペシャル
で扱われていました。
地球シミュレータによる予測は、プランA(このまま何もしない)という
選択をした場合、こうなるよという警告を私達に示しました。

今後100年間に環境崩壊は進んで、2100年の地球はこんな状況となります。
(1) Co2濃度が現在の2倍となる。※現在が350ppmとして、700ppm
(2) 地球の気温は平均して4.2度上昇する。
  高緯度の地域ほど上昇幅が大きい。
(3) 東京の真夏日は現在よりも100日以上増加する。
(4) カトリーナ級のハリケーンによる災害が増える。
(5) アマゾンが乾燥化してジャングルが草原に変化する。
  →この他、世界各地で乾燥化と砂漠化が進行する。
(6) 北極や南極の氷が融けるため、海水面が上昇する。
  →南太平洋のツバイやインド洋のモルジプは海の下へ
(7) 環境の悪化により、世界中で2億6000万人もの環境難民が発生する。
(8) 水不足と食料不足が深刻化する。
  →アフリカを中心に5400万人もの人が飢餓状態となる。
  →北米地域の食料生産量は半減。ロシアは増える。

今のまま手をこまねいていると、2100年にはこんな未来図です。
地球シミュレータは日本最速のスーパーコンピュータです。
将来、地球はどうなっているのか、多くの学者がいろんな仮説をたてて
研究しているのですが、シミュレータによる予測図を示されると、うーん
とうなるしかありません。
計算の前提となるさまざまな条件が正しいかという話もあるのですが、
時と共に環境がどんどん悪化していく様子をアニメーションで見ると、
こんな予測にならないようにしよう! という動機付けにはなります。

●○●○● 用語の解説 ●○●○●
地球シミュレータ http://www.es.jamstec.go.jp/esc/jp/
「地球シミュレータ」は、運用開始時点(2002年03月)で世界最大の
規模と能力を持つスーパーコンピュータであった。そのため、気象
の変動を定量的に評価・予測するのに最適な手段となっている。

橘みゆき  2006/03/16

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