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2006年3月20日 (月)

仮想スペースコロニー

東京ドーム位の広さのスペースコロニーで環境問題を考えましょう。
外部からは太陽エネルギーを受けるだけで、水や食料、資源は全て
自給自足とします。太陽光発電システムの経年劣化を無視すると、
太陽から受取るエネルギー = 宇宙に放出する熱エネルギー
の条件で、当面は自給自足ができます。

食料の継続的生産、酸素と水の安定供給、廃棄物の処理(分解)。
この問題をクリアして、水と酸素と炭素を太陽エネルギーを使って
循環できれば、なんとかなりそうです。
このコロニーには、元々燃料と水がある程度あり、それを使うこと
も可能です。むろん使えばなくなります。ちょうど化石燃料や化石水
みたいなものです。

こういう仮想スペースコロニーを想定すると、環境問題を考えやすく
なります。水や空気を汚したり、ゴミを出せば、そこに住む人達が
困ります。食料生産も限りがあるので、効率よく食べなければなり
ません。コロニーの住人は水と食料の供給量の範囲となります。
アメリカの砂漠で、完全に自給自足するコロニーを作って、どんな
ふうになるのか実験が行われていますが、やはり難しいようです。
決定的なのは、資源のリサイクルには限度があるという点です。
交換が必要な部品の調達は、外からやらないとだめですし。

地球は大きいけれど、宇宙から見たら、このコロニーとほとんど状況
は同じです。他の星から物資を運んでいるわけではないのですから。
宇宙開発により、地球で暮らせなくなったら、月や火星に移住すれば
良いと考える人もいます。ですが移住できる人はごく少数ですし、
仮に移住できたとしても、地球の方が断然環境が良いのです。

橘みゆき  2006/03/20

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コメント

ルーシーさん、コメントありがとうございます。
宇宙開発は、1986年に起きたスペースシャトルの
事故がなければ、だいぶ進んでいたと思います。
今頃、一般人でも宇宙旅行ができるようになり、
人工衛星軌道上の衛星ホテルに世界中の首脳を
環境問題を議論していたかもしれません。

投稿: 橘みゆき | 2006年3月21日 (火) 03:38

 はじめまして。私も昔から環境問題や宇宙開発に興味を持っていました。年々地球をとりまく環境は厳しくなっていますね。
 各国の宇宙開発も、軍事的な観点ではなくそろそろ本格的に平和利用が問われていると思います。かつてバイオスフィアで試行錯誤していましたが、スペース・コロニー計画はぜひ早期に具体的な成功をさせてほしいものですね。

投稿: ルーシー | 2006年3月21日 (火) 01:32

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